KR'Z-ND CABLEをご愛用のみなさまの声

ギタリスト 今 剛 氏

僕はシールドを全部、響/XLに替えて試してしています。レンジも広いし、ピッキングのニュアンスもちゃんと出る。あとはアンサンプルの中でも存在感が出ますね。自分の音が聴こえにくい時はEQなどを用いてある特定の帯域をブース卜したりするのですが、やりすぎると位相がおかしくなり、良い音とは言えなくなる。この証書/XLは音圧が1-2dBくらい上がる印象なので過剰EQにならず、クリアな音が出せますよ。あとはこれに替えてから、音作りも変わりましたね。以前はギターからボリューム・ペダルに入る前に簿くコンプレッサーをかけていたんですけど、コンブをパスすることでより帯媛が広くなり、抜けが良くなって音に存在感が出るんだと思います。

それとケーブル自体が軽くて柔らかいので扱いやすく、持ち替えなどもスムーズにできます。外皮がラパーじゃないから汚れにくいし、ハイエンド・ケーブルによくある方向性もないので、セッティングの時など助かります。こういう小さなストレスがないのは良いですよね。

最初はまず、ギターにつないで試してほしいかな。PUからの微弱な信号を伝える部分なので、そこを変えるだけで音が変わってくると思います。
(ギターマガジン 2020年5月号コメント)

ギタリスト 土方 隆行 氏

これはライブのリハーサル中に初めて使いましたね。その時はエレガットを弾いていて、最初は雅/SPから試したんですけど、音も粒立ってるし、音が前に出てきたので“おっ"と思って。そのあと、爽/HLや響/XLも試しましたが、以前に使っていたシールドより音のレンジも広いし、自分が弾いている音がそのまま出てくるような感じで、ロスも少ない。そのまま本番でも使ったんですけど、アンサンプルの中に入っても強調はされてないけど、存在感がある感じで。とても“音楽的なシールドだな"と思いました。エレガットやアコギを弾く時に大事なのは、“ギター本来の音がそのまま出る"ということと低音から高音まで満遍なく音が出る"ことだと思うんです。シールドってどれを使っても多少クセがあって、ギターの音が損なわれてしまうのですが、これはそういうコンブレッションがかからずに、ロー・コードを弾いても、高音弦できらびやかな音を鳴らしても、クリアな音がしっかり出るんですよ。あとは高品質なシールドにありがちな、踏んでしまったり、動いた時にノイズが出るということもないので、そういった取り回しの良さも魅力のひとつですかね。(ギターマガジン 2020年5月号コメント)

ギタリスト 梶原 順 氏

ペダルとアンプをつなぐ箇所に僕は響/XLを使っています。ギターから足下への部分も試したんですけど、こっちのほうが僕がエレキ・ギターに求めるローファイ感を残しつつ、自分の音色が素直に運ばれる感覚があって良かったんです。今までも自分が満足できるシールドを使っていましたが、これを使ったら霧が晴れたというか、音のピントがちゃんと合ってディテールが掴みやすい印象で。シングルコイルのクリーン・トーンにコーラスをかけて、アルペジオを弾くと気持ちいいと思います。

よく“粒立ちが良い"とか、“音が抜ける"というシールドを使うと表現がギラついたり、音が金属的になることがあるんです。あとはEQで音のポイントを変えていくと、どうしても不自然な音になってしまったり。でも、これはどこの帯滅を強調するとかではなく、上から下まで自然な音を出せますね。それに情報が伝わるスピードも速い気がしていて、ピッキングの細かいニュアンスも出しやすいです。僕は良い演奏が良い音楽を作ると思っていて。そのためには弾きやすいシールドって欠かせないんですよね。そういう意味でもこれはハイファイさと弾きやすさを備えたシールドだと思います。(ギターマガジン 2020年5月号コメント)